〜体軸理論に基づいた肩、上肢の評価と調整法〜
脳卒中疾患、整形外科疾患等で非常に関わることが多い肩、上肢痛ですが、実際の臨床でどのように望まれているでしょうか。
肩は特に構造が複雑であるため解剖学的な知識の勉強、さらには各リハビリセミナーでの肩、上肢のアプローチテクニックを学んでも、十分な結果が出せずに悩まれている方も多いのではないでしょうか?
その原因には、患者様自身の問題、アプローチ法の問題だけでなく、セラピスト自身の問題も含まれています。
肩関節自体、複雑な構造になっている上、術後などの整形外科疾患では慎重に扱いすぎてしまうことも多いです。その影響により、セラピスト自身の体に緊張が生じます。
そして、緊張は相手に伝染します。
その状態で関節可動域訓練やリラクゼーションを行っても、特に人体の中で自由度が高い肩関節では、十分な結果を出すことは出来ません。
このコースでは、まずセラピスト自身の身体観を、
・セラピストの軸の作り方
・軸を使った正しい指標の作り方
・軸を意識した手の使い方
・セラピストと患者様との調和
を基にタッチの繊細さを作り上げた状態で、
・肩・上肢痛の評価
・胸郭出口のリリース
・肩関節部のリリース
・前腕・手関節部のリリース
で確実に変化の出せる技術が習得できます。
様々な施術のベースになる技術です。
あなたが持っている技術を最大限に活かしつつ、確実に効果を出すことができます。
確実にあなたの技術をレフ化させます。
-ホリスティックボディワーカーRH養成コース-
リファインド リハビリテーションアプローチ(レフリハ)
Refined Rehabilitation Approaching
〜体軸理論に基づいた膝、足部の評価と調整法〜
リファインド リハビリテーションアプローチ(レフリハ)とは?
Refined Rehabilitation Approaching
施術者自身が精制された(Refined)動きで施術をし、被施術者の身体を精制された動きに導く方法を、
リファインド リハビリテーションアプローチ(レフリハ)と呼びます。
精制された・精密な(Refined)動きを『レフ』(*1)といいます。
レフ化には段階があり、より高度にレフ化した状態は、身体意識(*2)を使った動きです。
最大のレフ化は、体軸を用いた状態です。
リファインド リハビリテーションアプローチ(レフリハ)とは、体軸を用いてリハビリ等施術を行う技術体系のことです。
*1
『レフ』の対立概念として、『ラフ』(rough)があります。粗制された、粗雑な動きを表します。
レフ/ラフ は高岡英夫氏の概念です。
*2
他の身体意識の例は、体軸、丹田、ベスト、ジンブレイド等があります。
身体意識は、高岡英夫氏の概念です。
[体軸理論のエビデンス]
科学者 花節徹氏を講師としてお招きし、HB-RHの重要な授業を受け持っていただいております。
かなり高いエビデンスが確立されており、他分野への応用にまで及んでいます。今後は更なる解明がなされるでしょう。
【受講者様の感想】
・整形外科勤務のため、肩関節周囲炎や腱板損傷など肩関節疾患の患者様を担当させて頂く機会が多く、その度に肩へのアプローチの難しさを痛感していました。今までのリハビリセミナーでは、肩の解剖やアプローチテクニックだけ学ぶことが多く、普段のリハビリでは十分に結果が出せていませんでしたが、今回、セラピスト自身の「触り方」、「動かし方」も学ぶことが出来たことで、今まで行っていた臨床でのテクニックも数段、効果的なものに向上した感覚がありました。早く臨床で試してみたいと思います。
・リハビリ関係の勉強では限界を感じていたところもあったのですが、今回のセミナーで「軸」に関して学ぶことが出来たのは非常に嬉しく思います。「軸」というものが、どのようなものにも汎用することが出来ることを教えて頂けたので、これからも継続的に学んでいきたいと思います。
【プログラム】
・セラピストの軸の作り方
・軸を使った正しい指標、評価の仕方
・軸を意識した手の使い方
・肩・上肢痛の評価
・胸郭出口のリリース
・肩関節部のリリース
・前腕・手関節部のリリース
・臨床での行っているアプローチのレフ化
【日時】
2012年7月14日(土)13:00-17:00
【場所】
代々木周辺施設
12:45までに、アンダーザライトヨガスクール4階受付までお越しください。
http://www.re-treat.jp/2008/04/post-a74c.html
【定員】
30名
※定員に達し次第、申し込みを締め切らせていただきます。
【価格】
10,000円
【持ち物】
大きめのバスタオル(ヨガマットが望ましい)
動きやすい服装
本:コアステップ棒で踏むだけダイエット
http://shop.utlr.me/?pid=35658841
【ご質問・お問い合わせ】
お問い合わせは
UTLリトリートまでお願い致します。
UTLヨガスクールへのお問い合わせはご遠慮下さい。
アンダー・ザ・ライト リトリート
ws-yoyaku@re-treat.jp
【講師プロフィール】
榎本 浩己(えのもと こうき)
作業療法士、ホームヘルパー2級
一般社団法人 ホリスティックヘルスケア協会認定セラピスト
アンダーザライトリトリート勤務
日本TFT協会認定アルゴリズムセラピスト
統合的リハビリテーションアプローチ研究会(IRA研究会)神奈川支部長、認定インストラクター
リハビリ職者(作業療法士)として病院(脳卒中、整形外科疾患等のリハビリ)、
訪問リハビリで臨床経験を積んでいく中、人の体の奥深さに痛感。
リハビリ手技に加え、頭蓋仙骨療法を基としたボディワーク等を学ぶ。